
「イチゴの話ではないです」
「Strawberry Time」直訳するとイチゴの時間??
いったい、何のことやら??マークがいっぱい飛びます。
これ、「菓子」じゃなくて「歌詞」。
1987年の松田聖子さんの歌で、歌詞はそう!巨匠「松本隆せんせい!」です。
赤いスイートピーや風立ちぬあたりは覚えていたけど、Kinki Kids「ガラスの少年」も
そうらしい。いや~凄いです。改めて。
音楽ストリーミングサービス「Spotify」で、たまたま聞いて。
懐かしの聖子ちゃんの「BIBLE」というアルバムをランダムに聞いていて
改めてびっくりして、脚を止めてしまいました。
はじまりは
さぁ旅立とうよ 時の舟で
雲を超えて ペイズリーの海へ
オレンジの河と イチゴの街
万華鏡の世界が広がるよ
この4行でいきなり別世界が広がります。
ファンタジーの世界を、色や形、果物に例えて
おとぎの世界にいるみたい。
語彙の組み合わせの「妙」や、普段使いしない表現なのに
「知ってる感」のある雰囲気つくり。
松本隆せんせい、やっぱり凄いと唸ります。
でもこれだけで驚いてはいけない。
Welcome to Strawberry Time
争いのない国へ
Welcome to Strawberry Land
ここに住む人は誰もHappiness
ファンタジックな世界に酔いながら
「争いのない国へ」「ここに住む人は誰もhappiness」と
込められた願いが凄すぎます。
「Strawberry Time」の中にある「平和を願う思い」
ストレートに表現すると重たくて、好き嫌いが分かれそうなのに、
聖子ちゃんの澄んだ軽やかな声と、松本隆せんせいのファンタジックな歌詞で
ココロになじむようにす~~っと入ってくる感じ。
「愛が溢れている」と思ってビビッときたよ~。
70‘s~80’sのJ-POPが世界で注目されているのも納得。
また掘り起こしてみようかな?
思わぬドキッとするセンテンスが隠れているかもしれない。
その言葉に愛と勇気をもらいま~す! Lot‘s Of Love♡